天正10年(1582)に創建され、来応寺の境内には「分身58番弘法大師」が祀られています。
かつて名古屋で建材店を営む寺尾勝治郎のもとに泥まみれの仏像が持ち込まれ、泥を洗って落としてみると知多四国58番所である同寺の弘法大師と酷似。
この大師を祀ると商売繁盛・万事順調になったことから、大勢の人がご利益にあずかれるよう寄進したものと伝えられています。
「分身弘法大師様を信心すれば、心和らぎ福徳は円満し、諸縁はすべて意の如く吉兆になる」といわれ、特に商売繁盛にご利益があると篤い信仰を集めています。
石柱門の山門をくぐり歩を進めると、玉砂利が敷き詰められた境内に本堂、応来寺弘法堂が並びます。
安産にご利益のある子安地蔵尊のほか、村人が苦しまずぽっくり往生するように祈りを込め祀られた、霊験あらたかな「ぽっくり地蔵」も安置されています。
ぽっくり地蔵の焼き物は、土平栄一氏の作です。作者の人柄を感じさせるやさしいお地蔵さまです。本物を是非ご覧ください。
基本情報
名称 |
金光山 来応寺 (こんこうざん らいおうじ) |
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所在地 | 常滑市大谷字奥条27 |
お問い合わせ | TEL:0569-37-0447 FAX:0569-37-0447 |